佐賀県教育委員会は、佐賀県立の併設型中高一貫校を対象に実施した教育効果の検証結果をまとめました。2003年度の致遠館中・高の開校以降、県内4学区すべてに設置。制度導入の効果などについて、実施校へのアンケートや市町教委、市町立中学に聞き取り調査し、まとめました。。
教育効果について、6年間を見通した計画で生徒の学ぶ意欲が向上していて、各種大会での入賞実績など、体験学習や問題解決学習で論理的思考力や表現力を高める効果があったとしました。実施校の生徒・保護者へのアンケートでは満足度が高くなりました。
また、中高一貫校導入で、地元市町立中学の学級・学校運営に影響が出るという懸念に対しては地域との連携強化など独自に魅力ある学校づくりを推進する動きが広がり、教育現場の活性化につながっているとしました。 しかし、実際では今春、県立中学に合格した男子児童は「確実に学力を上げるには地元中学では不安だった」、女子児童の母親も「受験をパスしたある程度高いレベルの友だちの中で学力を付けさせたい。地元中学では難しい」と話すなど、県教委の分析とは異なる意見も聞かれています。